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1度に作る量の目安

10月6日
読了時間: 3分


手作りコスメは、市販化粧品のように保存性が確認されているとは限りません。

特に防腐剤を使用しない場合は、長期間保存することを前提に大量に作るのではなく、短期間で使い切れる量をこまめに作ることをおすすめします。

以下は、家庭で手作りする際の「1回に作る量」の目安です。

種類

1度に作るおすすめ量

使用量のイメージ

衛生面でのポイント

化粧水

20〜30mL

数日〜1週間程度の少量

水分が多いため特に衛生管理を重視

美容液

10〜20mL

少量ずつ使用

スポイトよりエアレス・ポンプ容器等が扱いやすい

乳液

20〜30g

1〜2週間程度を目安に調製

水相を含むため防腐設計が重要

クリーム

10〜20g

少量ずつ調製

指を直接入れずスパチュラ等を使用

ジェル

20〜30g

数日〜2週間程度の少量

高含水処方では特に注意

リップクリーム

5〜10g

スティック1〜2本程度

無水処方なら比較的管理しやすい

バーム

10〜20g

小型容器1個程度

水を加えない処方では微生物リスクは比較的低い

オイル美容液

10〜20mL

小瓶1本程度

水を含まなくても酸化には注意

クレンジングオイル

30〜50mL

小容量で調製

容器内への水の混入を避ける

ボディクリーム・乳液

30〜50g

使用面積が広いためやや多め

使用量が多くても作り置きしすぎない

防腐剤を使用しない場合は、さらに少量がおすすめ

上記はあくまで「作りやすい量」の目安です。

防腐剤を使用しない水系処方について、安全な使用期限を一律に設定することはできません。

使用できる期間は、処方、pH、水分活性、原料の初発菌数、容器、調製環境、使用方法、保存温度などによって大きく変わるためです。

そのため、防腐剤を使用しない場合は「○日なら安全」と考えるのではなく、できるだけ少量を作り、早めに使い切ることを基本としてください。

たとえば毎日使用する化粧水なら、最初から100mL作るよりも20〜30mL程度ずつ調製する方が管理しやすくなります。

防腐剤を入れれば長期保存できる?

防腐剤を配合した場合でも、市販化粧品と同じ保存期間が保証されるわけではありません。

防腐効果は、防腐剤の種類と濃度だけではなく、pH、油水比、界面活性剤、他の配合成分、容器などによって変化します。

十分な保存性を確認するには、微生物試験や保存効力試験(チャレンジテスト)などによる評価が必要です。

そのため、手作りコスメでは「防腐剤を入れたから何か月でも大丈夫」ではなく、必要以上に作り置きしないことをおすすめします。

迷ったら「小さく作る」

初めての処方では、まず少量から作ってみましょう。

たとえば、

化粧水なら20〜30mL、乳液なら20g、クリームなら10g程度。

少量なら、使用感が合わなかった場合にも処方を変更しやすく、衛生面だけでなく原料の無駄を減らすメリットもあります。

気に入った処方が見つかったら、次回から使用ペースに合わせて調製量を調整してみてください。


少なく作るものだからこそ量り売り・プレミックスで販売しています。

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